2013年02月23日
ボーコーケーブ
膀胱頸部(ボーコーケーブ)って知ってます?
膀胱と尿道の境目。膀胱の出口。
膀胱の首根っこ。
若い男性であっても尿勢低下を身を持って実感する機会がありますよね。
たまにね。
勃起している時や射精後に排尿する時。
息んで腹圧をかけてもいつもの半分位の満足感しかないあれ。
あれの原因が膀胱頸部です。
おしっこが出にくい時は、「膀胱頸部が閉まっているんだろうな〜」と膀胱頸部の収縮を意識しているKK実験室管理者です。
これまでKK実験室管理者は、射精のメカニズムとして膀胱頸部が閉まって、精液が前立腺部尿道にある精埠から圧出され、あそこら辺の筋肉が律動収縮して出てくると何となく考えてました。
何で膀胱頸部が選択的に収縮するのか不思議でたまりませんでした。
同じ交感神経が支配している膀胱頸部と前立腺部尿道の内、どうやって膀胱頸部だけ収縮するのか。
なぜ逆行性射精が起こらないのか。
本日の講演会で、男性の射精前後の経直エコーの動画を見る機会がありました。
前立腺の血流が増加し、膀胱頸部と前立腺部尿道が収縮し、精液が精嚢から前立腺部尿道に排出され、尿道から圧出されて行くカラードップラー動画。
KK実験室管理者はその動画を見て久々に人体の神秘に震えました。
実際は膀胱頸部だけでなく前立腺部尿道も収縮してました。
すごい内圧の閉鎖空間(膀胱頸部と尿道括約筋の間である前立腺部尿道)に排出された精液は、すごい勢いで尿道側に圧出されて行きました。
決して膀胱頸部が選択的に収縮しているわけではありませんでした。自分の浅はかさを再確認しました。
もっともっと深い神秘が膀胱頸部にはありそうです。
ちなみに、逆行性射精の治療にセロトニンーノルアドレナリン再吸収阻害薬である三環系抗うつ薬が効くのは、膀胱頸部のα1受容体にノルアドレナリンが作用して収縮を促しているからだそうです。
膀胱と尿道の境目。膀胱の出口。
膀胱の首根っこ。
若い男性であっても尿勢低下を身を持って実感する機会がありますよね。
たまにね。
勃起している時や射精後に排尿する時。
息んで腹圧をかけてもいつもの半分位の満足感しかないあれ。
あれの原因が膀胱頸部です。
おしっこが出にくい時は、「膀胱頸部が閉まっているんだろうな〜」と膀胱頸部の収縮を意識しているKK実験室管理者です。
これまでKK実験室管理者は、射精のメカニズムとして膀胱頸部が閉まって、精液が前立腺部尿道にある精埠から圧出され、あそこら辺の筋肉が律動収縮して出てくると何となく考えてました。
何で膀胱頸部が選択的に収縮するのか不思議でたまりませんでした。
同じ交感神経が支配している膀胱頸部と前立腺部尿道の内、どうやって膀胱頸部だけ収縮するのか。
なぜ逆行性射精が起こらないのか。
本日の講演会で、男性の射精前後の経直エコーの動画を見る機会がありました。
前立腺の血流が増加し、膀胱頸部と前立腺部尿道が収縮し、精液が精嚢から前立腺部尿道に排出され、尿道から圧出されて行くカラードップラー動画。
KK実験室管理者はその動画を見て久々に人体の神秘に震えました。
実際は膀胱頸部だけでなく前立腺部尿道も収縮してました。
すごい内圧の閉鎖空間(膀胱頸部と尿道括約筋の間である前立腺部尿道)に排出された精液は、すごい勢いで尿道側に圧出されて行きました。
決して膀胱頸部が選択的に収縮しているわけではありませんでした。自分の浅はかさを再確認しました。
もっともっと深い神秘が膀胱頸部にはありそうです。
ちなみに、逆行性射精の治療にセロトニンーノルアドレナリン再吸収阻害薬である三環系抗うつ薬が効くのは、膀胱頸部のα1受容体にノルアドレナリンが作用して収縮を促しているからだそうです。
Posted by KK実験室 at 00:11│Comments(2)
│前立腺肥大症
この記事へのコメント
私の職場のパソコンは何故か毎回『暴行警部』って変換します(笑)
わたしも経直エコーの動画見たかったな〜!
わたしも経直エコーの動画見たかったな〜!
Posted by KAZUO at 2013年02月23日 22:25
ハードル上げすぎですが、あれは神動画でした。
残尿の無いVCGの神秘さには負けますが、閉まった前立腺部尿道に圧出されたものが、ほとんど膀胱に逆流せずに外尿道側に噴出されて行く様がまざまざと動画に納められていた事に神々しさを感じました。
精嚢から噴出された液がピュツっと出る直前に、膀胱頸部がクイっと持ち上がる瞬間なんて、瞬きする間もなく、あ〜、惚れボレ!
そこに興味を持っている観衆はあまりいない様でしたが、、、
人体の神秘。
完成された講演会でした。
溜飲が下がるというにもおこがましいものでした。
残尿の無いVCGの神秘さには負けますが、閉まった前立腺部尿道に圧出されたものが、ほとんど膀胱に逆流せずに外尿道側に噴出されて行く様がまざまざと動画に納められていた事に神々しさを感じました。
精嚢から噴出された液がピュツっと出る直前に、膀胱頸部がクイっと持ち上がる瞬間なんて、瞬きする間もなく、あ〜、惚れボレ!
そこに興味を持っている観衆はあまりいない様でしたが、、、
人体の神秘。
完成された講演会でした。
溜飲が下がるというにもおこがましいものでした。
Posted by KK実験室 at 2013年02月23日 23:35