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2013年04月09日

初アメリカンドライブ

いつの間にか、排尿障害の研究留学で2013年4月2日からアメリカに来ております。

この数日間の生活のセットアップやカルチャーショックなどの苦労話はすっ飛ばして、時差ボケも克服しつつある4月7日に、アメリカンドライブ初挑戦の備忘録です。初心を忘れないため。


慣れない土地でのはじめてのドライブは日本でも緊張するものです。
それが海外の左ハンドル&右側通行のドライブだったので、アドレナリン全開でなかなかのストレスでした。

今回のドライビングでの最大のテーマは当たり前ですが「事故らない」。
絶対に事故らない。
何があっても事故らない。
英語の未熟なKK実験室管理者が事故った日には、目も当てられない悲惨な状況が待っているのは確実です。
渡米直後の家族を路頭に迷わす、なかなかのプレッシャーです。


そんな初めてのアメリカンドライブのための武器は、
・アパートの前任者から購入したホンダCR-V
・小画面でシンプルすぎるアメリカンカーナビ(英語)
・全てのストリート名が読めないくらい細かくぎっしり記載されたアナログ地図(英語)
でした。

イメージのわかないイメトレをしたあとは、愛と勇気だけが友達さ。

初アメリカンドライブ
(これから苦楽を共にするCR-Vと子供たち)

親の決死の覚悟と、並々ならない不安を察することのできない小学生の子供2人は、自分たちの置かれた状況を理解できずにはしゃいでおりました。


まずは左ハンドルに慣れるべく、車通りの少ないアパートの周りをクルクル5週くらい徐行。
ウインカーとワイパーを何回か間違えつつもコツをつかみ、信号待ちや左折の練習。
家族の気分悪くなってきたところで、覚悟を決めて大通りへ突入。


ドライブ中に注意したことは、アメリカのボスに教わった
・交差点での対向車線(左車線)への迷入
・右側に寄り過ぎて車の右側面こすり
・ウインカーとワイパーの間違い
でした。

それを踏まえてドライブ中に実践したことは、
「右車線、右車線、、、」とつぶやいたり、
「右に寄らない、右こすらない、センターラインから離れない、、」と叫んだり、
「左手ウインカー、左手ウインカー、、」と指差し確認したり、
終始、しゃべり続けながらの運転でした。

初アメリカンドライブ
(写真は助手席からの撮影です)

ドライブしてはじめて気が付いたことは、
・交差点によっては左折専用の信号機がある、
・住宅街ではSTOP標識(一時停止)が至る所にあって大変、
・道幅が広くなったり狭くなったりして、1車線なのか2車線なのか不安に襲われる、
・Uターンしたい時に、右手でのドライブやバックの切り替えに慣れていないと車の切り返しが大変
などなど、他の気付きはすでに記憶にありません。

今回のドライブでカーナビやマイル表記のスピードメーターを見る余裕はなく、助手席の嫁さんのアナログナビと周りの車のスピードに合わせてのドライブでした。


最終的に、近くのハイランドパークという公園まで行き、子供たちを遊具で遊ばせ、寄り道せずにまっすぐに帰宅。


往復1時間ほどのドライブで夫婦ともどもアドレナリンが枯渇し、その後、嫁さんは寝込んでしまいました。
(嫁さんは時差ボケを克服できていないものとポジティブに捉えております。)

当初の目標である「事故らない」をクリアしたKK実験室管理者は、明日からの行動範囲を広げる自信がつきましたとさ。

皆さん、お互いに安全運転に心掛けませう。



Posted by KK実験室 at 10:12│Comments(2)留学
この記事へのコメント
はじめまして。
10年臨床をして、1年前から大学院生となって、マウスと格闘している関西在住泌尿器科医です。
専門は排尿機能ではないですが(興味はあり、排尿機能学会会員ではあります)、いつも、楽しく拝見しています。
アメリカ生活、たいへんそうですね。
私もいつかは!と、思って、英語を勉強する日々です(しながら寝てしまう毎日ですが。。(^^;))
これからもブログ、楽しみにしいています。
どうぞ、お体にお気をつけて、頑張ってください!!
Posted by ととろ at 2013年04月12日 21:21
ととろ 様
コメントありがとうございます。
私も3年前まで大学院生でした。臨床に追われる日々と違って、いろいろ考えたり発表したり行動できる時間が貴重で楽しかったです。
私は追い込まれないと勉強できない体質なので、自分を追い込むために留学という環境に飛び込んでみましたが、英語は勉強していた方が良かったと反省している日々です。お互い頑張りませう。
Posted by KK実験室KK実験室 at 2013年04月12日 22:09
 
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